手のひらに本番に強い私でも汗をかいた

本番に強い私でも掌に汗をかいた

掌に私が汗をかいたのは今から2年前の競馬場でのことです。

 

私は普段から人前に立って話をしたりすることが多く周りの方に比べて緊張はしないほうだと自覚しております。そんな私でしたが、2年前人生で初めて友人に連れられて競馬場に行きました。

 

初めてで右も左もわからない私はあまり損をしたくないという気持ちからその日のメインレースのみ馬券を買うことにしました。とはいってもどの馬が勝つかなんて全く予想できないため友人に相談すると適当にピンときた馬を3頭選ぶといいよと言われたためそうすることにしました。

 

結局私は適当に3頭選び3連単で1000円買いました。買ってからもしその馬が入ったらいくらくらいになるか友人に聞くとどうやら私の選んだ馬は穴馬で1000倍、つまり100万円くらいにはなるということでした。びっくりしたと同時にほとんどあきらめていたレースですがいざ始まるとどういうことか人気馬が出遅れていました。

 

隣では友人が私以上に興奮していてようやくもしかしたらと思いました。そんなこんなで私が1着2着に選んだ馬が嘘のようにゴール、重要な3着目の馬はなんと写真判定までもつれることに。

 

この時点で友人の興奮は最高潮、私もこれが本当に現実かどうか信じられない気持ちと100万円という金額に気づけば手にした馬券は汗で湿っていました。

 

その数分後写真判定の結果がでて、私たちは無言で帰路につきました。手はすっかり乾いていたのを覚えています。